政治参加とは
政治参加の方法に、新しい方法が確立されつつあるようだ。
日本の地方政府には選挙以外に政治参加の制度が用意されてあって、直接請求と住民投票の2つである。しかし、実現にはエネルギーを要する。
ところが、今やSNSによる政治参加が成立しつつある気がする。Twitterなどでたくさんの声が集まったものが、実際に政治に影響を与えるようなことが起きている。
今回のコロナ絡みの給付に関しては、お肉券の配布、減収世帯への30万円配布、10万円一律給付と紆余曲折を経たが、そこには常にダイレクトな大量のネット上の声があった。もちろんことは単純ではないし、公明党との関係性が大きな要因ではあるだろうが、政治にとってネット上の声は無視できない存在になりつつあるというのはある程度事実ではなかろうか。
投票率の低さが嘆かれるが、政治に無関心な人が多いのでなくて、投票含めた既存の政治参加制度にインセンティブが低いんだと思う。
政治参加の方法は、いろいろあってよい。